まゆたです。
せどりは『簡単に稼げる』という情報をよく目にします。
僕自身がそういった情報を目にしてせどりを始めましたし、今は実際に簡単に稼げている状態です。
でもこれって本当はおかしい話しなんです。
せどりが本当に簡単なら失敗する人なんていませんし、世の中の人みんながシンドイ仕事を辞めてせどりで稼ぎますよね。
しかし、現実はそうはなっていないですし、今なおせどりを失敗する人は現れ続けています。
そこで今回はせどりがなぜ簡単と言われているのか、実際に簡単なのか、僕なりの意見を述べたいと思います。
簡単は主観である
そもそも簡単というのは発信者の意見であって主観です。
「せどりなんて簡単だよ」って言っている人にとっては簡単かもしれませんが、別の人にとっては難しい可能性があるということです。
更に言えば、せどりを簡単と言っている人は既にせどりで稼いでいる人です。
つまりせどりをある程度実践してきている経験者というわけですね。
経験者と未経験者では当然ですがレベルに大きな差があります。
野球に例えてみると、
イチロー選手にとってキャッチボールをするなんて基本動作ですしとても簡単なことでしょう。
しかし野球未経験者が初めてキャッチボールをする場合は投げる・捕るといった一連の動作が身についていないため苦労するはずです。
このようにその人の経験や環境によって簡単かどうかは変わってくるのです。
何と比べるのかによっても変わる
簡単や楽という言葉は本来何かと比べて使う言葉です。
せどりの場合はお金を稼ぐことが目的ですので、他のお金を稼ぐ手段と比べることになります。
これがそれ以外のことと比べるとおかしくなってしまいます。
ありがちなのが初めての副業でせどりを選んだ人が、それまでの休日と比べているパターンです。
当たり前ですがせどりはビジネスなので、何もしないで寝ているだけの休日と比べたらシンドイに決まっています。
そうではなく自分が今まで経験してきた仕事と比べてみることが大切です。
僕の場合はサラリーマン時代の自分の仕事とパチスロで稼ぐことの2つと比べていました。
サラリーマン
・いくら頑張ってももらえる金額が決まっており、年収1000万なんて夢のまた夢
・自分自身が鬱になってしまうほど社内の人間関係というものが嫌
パチスロ
・内容は難しくないがどんなに頑張っても一人では年収600万が限界
・持ち逃げ等のリスクが高く自動化するのが難しい
・世間体が悪すぎる
一方でせどりに対してはこのように考えていました。
せどり
・年収1000万越えしている人がたくさんいるため、自分でも実現できるかもしれない。
・仕事における人間関係のストレスがほとんどない
・世間体はサラリーマンよりは悪いが起業することで社長にもなれる
実際に今年はほぼ間違いなく年収1000万越えできますし、人間関係のストレスもありません。
一応法人化もしたので名ばかりですが社長にもなれました(笑)
このように僕にとってはサラリーマンやパチスロでは不可能だった月収100万や年収1000万ですが、せどりならたった1年で実現できたのです。
そう考えるとお金を稼ぐという意味でせどりは簡単だと言えてしまいます。
何せ他の2つの稼ぎ方では絶対に無理でしたからね(笑)
ちなみに僕はアフィリエイトにもチャレンジしたことがありますがそっちは一度失敗しています。
せどりと違い専門知識が必要で実際にお金が入るまでの道のりも長く途中で断念してしまいました。
そういう意味では僕にとって、アフィリエイトはせどりより難しいということになります。
でも、僕にアフィリエイトを教えてくれた人はせどりを撤退した人で、その人はせどりの方が難しいと言っていました。
この例だけでも、簡単と言う言葉が人それぞれ違うという意味がわかっていただけるかと思います。
簡単と楽は別
僕はせどりを難しいと思ったことは一度もありません。
始めた頃からやればやるだけ稼げる簡単なビジネスだと思っていましたし、今も変わらずそう思います。
しかし、決して楽ではありませんでした。
僕の場合専業で目標が高かったというのはありますが、全ての作業を自分一人でしていたときは、少しでも早く稼げるようになりたかったので寝る間も惜しんでせどりをしていましたし、体は結構ボロボロでした(笑)。
納品の自動化をしてからは事業規模が大きくなって更に忙しくなりましたし、本当に楽だと思えるようになったのは仕入れ以外の全てを自動化してからです。
このように、せどりはやればやるだけ稼げる簡単なビジネスですが、作業量は多いため楽ではありません。
月収30万くらいまでなら副業で一人でもなんとかなりますが、それ以上を目指していく場合はそれ相応の対策をしなければなりません。
稼げるようになれば楽になる
ここまでせどりは楽ではないと言ってきましたが、全ての作業を外注化することで楽にはなります。
実際に現在僕は仕入れ以外の全てを自動化しています。
僕の仕事はスタッフがリサーチしてかごに入れた商品を決済するだけですので、週に5~10時間ほどしかせどりには関わっていません。
業務量の多いせどりでもここまで自動化すればさすがに楽です。
その分経費はかかりますので、それ以上に稼ぐ必要があります。
半自動化で月収100万の僕の場合、経費抜きの利益は月160万くらいあります。
そこから人件費や外注費、その他経費を引くわけですね。
このように自分の目標金額以上に稼げるようになり、全ての作業を外注化してしまえば「せどりは楽して稼げる」と言えるようになります。
まとめ
ここまで書いたことをまとめると
・簡単かどうかは自分次第
・他の稼ぎ方と比べることも大切
・初めから楽というのはありえないけど稼げるようになれば楽にすることはできる
こんな感じでしょうか。
簡単だと言っている人は既に稼げているから簡単と言えるし、実際普通のサラリーマンとかよりは稼げてしまうから簡単という言葉は嘘ではありません。
でも、お金を稼ぐ以上最初から楽なんてことはないし、楽だよって言う人は自動化まで完了している人たちがほとんどです。
そのため、簡単・楽という言葉を自分の感覚で捉えた初心者は、思っていたのと違う状態になってしまい撤退してしまうわけです。
これからせどりを始める人はせどりは遊びではなくビジネスだという意識を持つことが大切です。
副業でも『業』がついている以上ビジネスです。
せどりは数あるビジネスの中では間違いなく簡単な部類ではあります。
しかし、お金を稼ぐ以上初めから楽なんてことはありません。
しかし、せどりは全自動化も可能なので稼げるようになれば楽になります。
僕自身がせどりで人生を変えられたので、初心者の方がこれからせどりに挑戦することはおススメします。
しかし、お金を稼ぐ以上楽ではないし初心者が独学でやるには苦労する可能性があるということは覚えておいてください。
コメントを残す