こんにちは!まゆたです。
今やせどりの必須ツールとなっているモノレート!
あなたは上手く使いこなせていますか?
こんな悩みを抱えている方は多いです。
そういう僕自身も最初の頃は全く使いこなせていませんでした!
というか…
せどりで少し稼げるようになってからも何となく使っているだけでした(笑)。
簡単に使えるがゆえに、適当に見てるだけでも少しは稼げちゃうんですよね…。
でも今となって思います。
マジでもったいないことをしてた!
モノレートの正しい見方を身につけるとこれだけ多くのメリットがあるんです!
- 売れる商品を見極めることができる
- 適切な数の仕入れができる
- 安売りせず利益を残すことができる
- 赤字販売となるリスクを減らす
- アカウント停止リスクのある商品を事前に見分けることができる
最初からしっかりとモノレートについて勉強していたら、もっと早く今の収入に到達していたと思います。
あなたには僕のように損をしないためにもモノレートの見方は絶対にマスターして欲しいです!
というわけで…
今回はせどりで稼ぐために超重要なモノレートの正しい見方を徹底的に解説していきます!
せどり初心者の方やモノレートの見方・使い方に不安がある方は、この機会にマスターして稼げるようになりましょう!
この記事の内容は動画でも解説しています!
目次
モノレートとは
まず、モノレートとはどんなツールなのかですが…。
簡単に言ってしまえば
Amazonの商品の価格相場と売れ行きがわかるサイトです。
これらの情報無しで仕入れるとどうなるか僕の実体験をお話しします。
価格相場と売れ行きの重要性
せどり開始当時、僕はAmazonと仕入れ先の価格差ばかりを見ていました。
「おぉ!メッチャ利益出るやん!ヨッシャ仕入れたろ!」
こんな感じでモノレートは見ず、リサーチしたタイミングでの見込み利益だけを頼りに仕入れまくってたんです。
するとどうなるか。
販売する頃には価格が下がって赤字になったり…
全然売れずに不良在庫となってしまったり…
全くうまくいきませんでした。
なぜこうなってしまったのか説明しますね。
まず、商品の価格って動くんです!
だからリサーチした時点での価格で商品が売れるとは限りません。
その場の価格よりも商品の価格相場を調べて、自分が販売するときにいくらで売れるのか予想することが大切になってきます。
そして、いくら利益が大きい商品でも売れないと意味がありません!
売れ行きを調べてちゃんとお金に変わってくれる商品を仕入れないと仕入れ費用がそのまま赤字になってしまいます。
価格相場と売れ行きがいかに大事かわかってもらえましたか?
これがわかったのであれば既にあなたは昔の僕より優秀になりました。
モノレートの利用料
さて、そんな超重要情報が手に入るモノレート。
利用料はいくらなのか気になりますよね…?
いくら優秀なツールでもお金がかかると利用を躊躇してしまうものです。
でも安心してください。
なんと、モノレートは無料で使えるんです!
特に登録なども必要ありません。
ちなみに普通は物販で稼ごうと思ったらお金や時間をかけて市場調査し、必要な情報を手に入れます。
それがモノレートを使えば無料で手に入る…。
だからせどりは初心者でも参入しやすく、すぐに結果がでるビジネスなんです。
こう言ってしまっても過言ではありません。
モノレートがどんなツールか何となくわかってもらえましたか?
では次は実際にモノレートで商品を検索する方法を解説します!
モノレートで商品を検索する方法
まずはモノレートのトップページを開きましょう。
トップページ上部には検索窓があります。
この検索窓に【JANコード、ASIN、型番、商品名】などキーワードを入れて検索することで商品の情報を見ることができます。
はい。たったこれだけで簡単にせどりで稼ぐための重要情報が見られてしまうんですよ。
簡単すぎて解説って言うほどの内容でもないですね(笑)。
ここで注意点を挙げるとすれば、検索キーワードは商品名よりもJANコードやASINがおススメです。
Amazonには数多くの商品が売られていますので、商品名だと複数の検索結果が出てきてしまい欲しい情報に辿り着けない可能性があるからです。
JANコードやASINについてよくわからない場合はこちらの記事を参考にしてみてください。
モノレートグラフの見方
商品情報を検索すると商品ページの下段にこのようなグラフが表示されます。
上から順番に
- 最安値
- 出品者数
- ランキング
- モノレートユーザー
となっています。
この4つのグラフを正しく見ることができるかどうか。
それがせどりで安定して稼げるかどうかに繋がってきます。
分からなければ何回も読んで必ずマスターしてください!
1.最安値
このグラフでは最安値の推移を見ることができます。
- 商品がいくらで売れるのか
- Amazon本体の出品はあるのか
この2点が見るべきポイントです。
まずはグラフを見やすいように設定します。
最初に左上のタブで見たい商品のコンディションを選択しましょう。
今回は例として新品商品を見ていきますので新品のタブをクリックします。
新品の場合はカート価格、プライム、アマゾン本体の表示を選択できます。
全てクリックして表示させましょう。
これで新品の最安値を見ていく準備はOKです!
商品がいくらで売れるのか
では実際に商品がいくらで売れるのかを見ていきます。
まず、グラフの線にマウスカーソルを合わせて見ましょう。
すると、上の画像のように詳細な金額を確認することができます。
価格の種類としては
- 新品(プライム):FBA発送などでプライムマークを取得している出品者の最安値
- カート :カートボックスを取得している出品者の最安値
- 新品 :新品出品者全ての中での最安値
基本的にはこの3種類です。
ではこの価格のうちどの価格が商品が売れている価格だと思いますか?
正解は水色で表示されているカート価格です!
100%というわけではありませんが、ほとんどの商品はこのカート価格で売れています。
カート価格はAmazonの商品ページのトップに表示されている価格です。
上の画像では赤線を引いている27,999円がカート価格です。
Amazonでは一つの商品ページに複数の出品者が販売する方式となっています。
その中で購入者にとって最も良い条件で販売している出品者はページのトップに表示され、『カートに入れる』というボタンから自分の商品が購入されるようになります。
一応、小さく表示されている『新品の出品』という文字をクリックすると下の画像のように全ての出品者が表示されます。
ですがほとんどの購入者はこの画面を見ずにトップページのカートに入れるボタンから商品を購入します。
そのため、カート価格=商品が売れる価格という状態になっています。
Amazon本体の出品情報
この最安値グラフではAmazon本体が出品しているかどうかを確認することができます。
深緑色で表示されている線がAmazon本体の販売価格です。
なぜこの情報の確認が必要なのか
それはAmazon本体は最強の競合相手だからです。
まず、Amazon本体の値付けは非常に安いです。
メーカーから直接大量仕入れをしているので、せどり仕入れでは同じ値段で利益を出すことは難しいです。
次に、Amazon本体はカート取得率が優遇されています。
仮に同じ価格で販売したとしても一方的にカートを取られてしまうことも多いです。
さらに、Amazon本体も最安値を更新してカートを取得しようとしてきます。
赤字覚悟でAmazon本体より安い価格で販売しても、それ以上に安い価格でカートを奪われてしまうケースも良くあります。
こういった理由からAmazon本体がいる商品はよほど安く仕入れることができない限り避けるのが無難です。
また、仮に現在Amazon本体がいなくても、過去に販売履歴があれば再び入ってくる可能性もあるので注意しましょう。
せどりで稼ぐためにはAmazon本体は避けるべきと覚えておいてください。
皆さんはそうならないよう注意しましょう!
2.出品者数
このグラフでは出品者数の推移を見ることができます。
出品者数というのは一見利益に関係ない情報にも思えます…。
しかし実は出品者数は商品の価格と密接な関係を持っているんです!
出品者の増減による価格の変化
商品の価格は需要と供給によって決まります。
需要(購入者)が多くなるほど商品の価格は上がり、反対に供給(出品者)が多くなるほど商品の価格は下がる仕組みです。
カートボックスの取得条件を満たして出品者が複数いる場合、おおよそ均等にカートボックス取得機会が割り振られます。
例えば1カ月で50個売れる商品を10人の出品者が同じ条件で販売していた場合、出品者1人あたりでは1カ月に5個売れるといった感じです。
そのため、あまりにも出品者が増えすぎると自分から全く商品が売れない状態になってしまいます。
商品が売れないと資金繰りが厳しくなるな・・・
仕方ないから他の出品者より値下げして自分だけカート取得しよう!
必ずこのように考えて値下げする出品者が出てくるわけです。
しかし、売れなくて困っているのは他の出品者も同じ。
誰かが値下げをするとそれに対抗して更に値下げをする出品者が出てきます。
その結果値下げ合戦が始まり、商品の相場そのものが一時的に下がってしまいます。
実際に値下げ合戦が起きているグラフが下の画像です。
11月25日頃から出品者が増え始めて徐々に価格が下がっていきます。
そして12月16日付近では出品者数が400人を超え、価格も元々32,000円程だったものが23,000円まで落ちています。
このように出品者数と価格というのは反比例します。
出品者が増加傾向の商品は値下がり傾向にあるので仕入れは慎重にしましょう。
アカウント停止リスクのある商品の見極め方
出品者数のグラフから得られるもう一つの重要情報。
それはアカウント停止リスクの可能性です。
アカウントが停止される要因は様々ありますが、その中でも一番多いのがメーカーからのクレームです。
勝手に自社製品を販売して欲しくないメーカーはAmazonに連絡し出品の削除を要請してきます。
Amazonではメーカーから連絡がくると商標権の侵害などの理由で出品を停止し、最悪の場合それが理由でアカウントを停止されてしまう可能性があるのです。
下の画像は実際にメーカーから警告があり出品削除された場合のグラフです。
矢印の部分でそれまで50人近くいた出品者が一気に減っていますね。
ここまでの出品者数減少というのは普通に商品が売れている状況では滅多に起こりません。
そのため、これはメーカーからの警告で一斉に出品を取り下げた可能性が非常に高いということがわかります。
次に別のパターンのグラフです。
出品者が増えてはすぐに消えている不自然なグラフですね。
これもメーカーから警告が頻繁にくるため継続販売できずこのようなグラフとなっています。
本来商品を転売するという行為は違法ではありません。
それが違法なら世の中の問屋や小売店は成り立たなくなってしまいます。
しかし、Amazonで販売する以上法律とは別にAmazonのルールも守らなくてはいけません。
出品者数に不自然な動きが確認できた場合、メーカーから警告がくる可能性が高いので仕入れは控えましょう。
3.ランキング
このランキング推移のグラフからは商品の売れ行きを調べることができます。
ランキングとはAmazon内での商品の売れ行き順位のことです。
各カテゴリごとにランキングがつけられており、そのカテゴリ内で何番目に売れている商品か表しています。
ランキングは商品が売れると順位が上がり、売れない期間は少しずつ順位が下がっていきます。
グラフ上では線が下に行くほどランキング順位が高くなるので
グラフが下に動いた回数=商品が売れた回数となります。
また、良く売れている商品ほどグラフが下に動く回数が多いのでグラフの見た目はギザギザしてきます。
ただ、必ずしもグラフの見た目通りに売れているとは限りません。
いくつかの例外パターンを紹介していきますね。
バリエーション商品に気を付けよう
Amazonでは同じ販売ページに複数の商品が紐づいているバリエーション商品というものがあります。
- 色違いの商品
- サイズ違いの商品
- 関連する似たような商品
こういった商品が同じページに表示されている場合はバリエーション商品としてランキングが統一されている可能性があります。
その場合、表示されているランキングはバリエーション商品全ての合計販売個数をもとにして算出されます。
一見売れていそうなグラフをしていてもその商品自体は全然売れていないという可能性があるのです。
下の画像は実際にランキング統一されているバリエーション商品です。
赤枠で囲っている部分を見ると一つの販売ページに複数商品表示されているのがわかります。
この商品のモノレートを見てみましょう。
ランキングのグラフがギザギザしていてよく売れているように見えますね。
では次にバリエーションで紐づいている別の商品も見てみます。
こちらの商品のモノレートを開くと・・・
こちらもランキングのグラフがギザギザしているので回転も良さそうですね。
ここでランキングのグラフの動きを見比べてみてください。
非常によく似た動き方をしていると思いませんか?
微妙な違いはありますが、違う商品としては不自然なほど同じような動きのグラフをしていますよね。
バリエーション登録によってランキングが統一されているためモノレートのグラフもほぼ同じ動きになります。
ちなみに若干動きが違うのはモノレートの情報反映のタイミングによって少し差が出ているからです。
次に実際のAmazonの販売ページの登録情報を見てみましょう。
ASINが違うのにランキングは同じ順位です。
普通は違うASINが同じタイミングで同じランキングになるということはありません。
そのためこれら2つはランキングが統一されていると判断することができます。
今回例に出したこの商品は6つのバリエーション商品全てがランキング統一されています。
ホーム&キッチンの6438位という高ランキングですが、それは6つの商品の合計から来ているので一つ一つの売れ行きはあてになりません。
上の画像はあくまでも例ですが、こんな感じで極端に売れ行きが偏っている可能性だって十分にあります。
売れると思って仕入れたのに実は全く売れてなかった…。
なんてことにならないよう、バリエーション商品の確認は怠らないようにしましょう!
新品が売れているとは限らない
すごい利益の出る商品を見つけました!
仕入れが2926円で売値が8532円!
出品者が減って価格が上がってからもランキングのグラフは動いています!
これは即仕入れですよね!
これだけ価格差のある商品の場合はもう少し詳しく見てみましょう。
一見するととても価格差があり、ランキング上では売れているように見えるのでお宝商品のように思えます。
しかし結論から言うとこの商品の仕入れは危険です。
なぜならランキングは新品・中古共通となっており、どちらが売れても変動するようになっているからです。
この商品は新品では出品者が減って現在プレ値になっています。
一方中古を見てみると・・・
このように新品の10分の1以下の値段で数多くの出品者が販売していました。
今回のようなゲームソフトというジャンルならば中古で買う人も多く存在するでしょう。
新品か中古どちらが売れているか判断したいときはモノレート下部の『期間ごとの最安値一覧』を確認します。
ここではグラフ以上に詳細な価格、出品者、ランキングの変動を見ることができます。
まず、ランキングが上がった場合は商品が売れたと判断できます。
そして新品か中古かどちらが売れたのかは出品者数の減少で判断します。
上の画像の場合はランキングが上がるとともに中古の出品者数のみ減少しています。
この場合は中古の商品だけが売れていると判断できます。
ただ、商品が売れても出品者が在庫を複数持っていれば出品者数は減りません。
ランキング上がって出品者数が減少したらほぼ間違いなく売れていますがが、仮に出品者が減っていなくても売れている可能性はあるので目安として見るようにしてください。
また、出品者が減っただけでは商品が売れていない可能性があることも覚えておきましょう。
在庫の返送など売れていないのに出品を取り下げている場合があるからです。
今回の商品に関しては価格が上がってからは一度も新品が売れていると断言できる期間がありませんでした。
こんな場合は仕入れない方が無難です。
プレ値で売れることも多いせどりですが、なんでもかんでもプレ値で売れるわけではありません。
あまりにも価格差のある商品に関してはこのように慎重な確認をするようにしましょう。
グラフの見た目以上に売れている場合もある
ランキングを参考に商品を仕入れたんだけど思ってた以上に早く売り切れちゃった!
もっとたくさん仕入れてたら良かったのかな?
ランキングの見た目以上に商品が売れるパターンとしては以下の2点が考えられます。
- 一度の購入で複数まとめ買いされるような商品
- 高ランキングの商品でモノレートの情報反映速度以上に売れている商品
まず、まとめ買いについてです。
ランキングは商品が売れると順位が上がりますが、一度の購入で複数個同時に売れたとしても上がり幅は同じです。
そのため、1カ月で20回売れているようなグラフだったとしても、1回の注文で平均2個売れていて実際は1カ月に40個売れているという可能性もあります。
消耗品などはまとめ買いされやすいのでランキングの見た目以上に売れている可能性が高いです。
次に高ランキングの商品です。
モノレートはAmazonから定期的に情報を取得してランキングのグラフを更新しています。
そのためモノレートの更新頻度以上に商品が売れている場合はグラフに反映しきらない場合が出てきます。
ランキングが3桁の高ランキング商品などは見た目以上に売れていることがほとんどです。
このようにモノレートの見た目以上に売れている商品の場合はそれを見越して仕入れをすることで利益を最大化できます。
4.モノレートユーザー
このグラフではモノレートでその商品を調べた人数が表示されます。
基本的にモノレートはせどりをしている人しか見ません。
そのためモノレートユーザーが多い商品=せどらーが注目している商品ということになります。
せどらーが注目しているということは当然利益商品の可能性が高いです。
しかし、同時にその商品を見ている人が後々ライバルとなる可能性があります。
この商品は11月5日、11月6日、11月23日にモノレートユーザーが急増しています。
このあたりから出品者はどんどん増えていき、元々3人程度だったのが150人になってしまいました。
当然我先にと売りたい出品者が現れます。
その結果、価格は最高で5200円だったものが1998円まで下がってしまいました。
このようにモノレートを見た段階では利益商品だったとしても、数多くのせどらーが注目している商品は価格競争に巻き込まれる可能性が高いです。
このように爆発的にモノレートユーザーが増える理由としては
- 情報発信者が利益商品として紹介した
- テレビなどメディアで取り上げられた
- 大きなセールなどで商品が安くなった
こういったパターンの可能性が高いです。
高回転の商品なら寝かせて価格が戻ってから販売という方法もありますが、回転が遅いといつまでも価格が戻らないこともあります。
モノレートユーザーが増えている商品の仕入れは慎重に行うようにしましょう。
まとめ
今回はせどりで失敗しないためのモノレートの見方について解説しました。
モノレートには他にも様々な機能がありますが、とりあえず今回解説した4つのグラフの見方さえマスターすれば仕入れ判断はバッチリできるようになります!
慣れるまでは大変かもしれませんが何かわからないことがあればこのページを見返して少しずつでも良いので覚えていってくださいね!