こんにちは!まゆたです。
あなたはAmazonの専門用語を正しく理解できていますか?
「これからせどりで稼ぐぞ!!」
そう意気込んでAmazonに登録してみたものの、専門用語だらけで意味がわからない…。
せっかくやる気になっていたのに意味不明な単語だらけだと気が滅入ってしまいますよね。
中にはそれだけで立ち止まってしまいせどりを辞めてしまうなんて方もいるみたいです。
気持ちはわかりますがもったいない!
せどりはちゃんとやれば誰でも稼げるビジネスです。
それなのに、そんな序盤で諦めてしまうのはとてももったいないと思いませんか?
そこで、今回はせどりをする上で必要なAmazonやその他様々な専門用語について解説をしていきます!
その用語の意味だけでなく実際にどういう使い方をするのかなど、初心者が悩むポイントもバッチリ抑えてますのでぜひ読んでみてくださいね!
この記事を読んでもらうことであなたには下記のメリットがあります。
- せどりに必要な専門用語の意味がわかる。
- Amazonや他のせどらーと専門用語を使ったスムーズなやり取りができるようになる。
- 他のせどりの記事も正しく理解できるようになる。
そんな僕でも覚えられたので決して難しい内容ではありません。
覚えると便利な専門用語をこの記事で一緒に勉強していきましょう!
目次
商品を識別するための専門用語
ASIN
読み方:エーシン
ASINはAmazonで販売してく上で必ず覚える必要がある一番大事な用語です!
ASINとは「Amazon Standard Identification Number」の略で、Amazon内で販売されている商品を識別するためのコードです。
【B0】から始まる10桁の英数字で構成されています。
どの商品か識別するなんて商品名で良くない?
なんでわざわざややこしいコードを設定する必要があるの…?
一見するとややこしいだけに見えるASINですが、実はとても便利なものなんです。
Amazonでは現在数億種類もの商品が売られています。
その中には似たような商品や同じ商品の色違い、はたまた物凄く長いタイトルの商品などややこしい商品がたくさんあります。
これらをすべて商品名だけで判断したり検索することはほぼ不可能と言えるでしょう。
一方で全ての商品ページにASINを設定するとどうでしょうか?
同じASINは2つとないので検索するだけでお目当ての商品ページにすぐに辿り着くことができます。
このようにASINがあるから商品が数億種類あろうとも問題なく管理することができるんですね。
ASINはAmazonの商品ページ中段にある登録情報欄から確認できます。
スマホの場合は商品ページ下部にある『詳細』をタップすると確認できます。
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また、書籍の場合は【B0】から始まるASINは無く、ISBNと呼ばれる番号で管理されています。
ASINはAmazon内だけで使われる専門用語です。
そのため他のサイトで商品を検索するのには全く使えません(笑)。
ただし、Amazon内での商品検索やAmazonの情報を扱っているサイトであるモノレートなどで検索する場合はASINの方が便利です。
例えばモノレートでこちらの商品を検索する場合で見てみましょう。
商品タイトルの「PlayStation 4 ジェット・ブラック 500GB (CUH-2200AB01)」で検索すると…
関連商品がたくさんあるため、お目当ての商品がトップに出てきませんでした…。
今度はASINで検索してみましょう。
こんどは一発でお目当ての商品が出てきました!
モノレートのことが良くわからないという方はこちらの記事も読んでみてください。
こんな感じでAmazon内の商品情報を表す上ではASINが一番わかりやすい情報となっています。
商品についてAmazonに問い合わせる際やせどり仲間と話すときも「このASINについてなんですが…」みたいに伝えるとわかりやすいですね!
SKU
読み方:エスケーユー
SKUとは「Stock-keeping Unit」の略で、商品の最小管理単位を表します。
と言ってもいまいちわかりにくいですよね…(笑)。
簡単に言ってしまうとSKUは出品者が出品している商品を識別するためのコードです。
上で説明したASINも商品を識別するコードですが、これはAmazon全体で共通して使用されるコードです。
それに対しSKUはその出品者が出品している商品内でのみ使用されるコードとなっています。
出品者は商品を出品登録する際、毎回SKUを作成する必要があります。
作成したSKUは変更することができず、同じASINで新たなSKUを作成したい場合は再度商品登録が必要です。
また同じASINで新品と中古などコンディションが違う物を登録するときはそれぞれにSKUを作成しなければなりません。
実際の出品者の在庫管理画面ではこのように表示されます。
SKUはASINと違って自分専用の情報なので他の人に言っても全く伝わりません(笑)。
唯一通じるのがAmazonのテクニカルサポートに問い合わせるときで、このときは自分の情報を見て案内してくれますのでSKUの方がスムーズに伝わる場合もあります。
相手や状況に応じて使い分けしていきましょう。
JAN/EAN
読み方:ジャン/イアン
JANは「Japanese Article Number」の略で、『どの事業者の、どの商品か』を表す世界共通の商品識別コードです。
JANコードというのは日本国内での呼び方で国際的にはEAN(European Article Number)と呼ばれています。
お店で商品を買うときにレジで商品のバーコードをピッて読み取りますよね?
あのバーコードがJANコードです!
市場に流通しているほぼ全ての商品にJANコードはつけられています。
上で解説したASINがAmazon内の商品識別で使われるのに対し、こちらは世界共通どこでも使える識別コードです。
そのため、Amazon内でも使えますし、他のショッピングサイトでもJANコードで検索することで商品を見つけることができます。
JANコードは以下の3つの数字列から構成されています。
- GS1事業者コード
- 商品アイテムコード
- チェックデジット
上の画像のとおり日本のJANコードに関しては国番号の【45,49】のいずれかから始まるGS1事業者コードが先頭にきます。
そのため、それ以外の数字が先頭の場合は日本以外の商品だと判断できます。
ISBN
読み方:アイエスビーエヌ
ISBNとは「International Standard Book Number」の略で、国際標準図書番号という出版物の『発行国、出版社、書名』を特定する番号です。
ISBNも世界中どこでも使える番号なので、本やCDなどの出版物を検索するときにはISBNを使うと便利です!
フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より引用
Amazonで販売する際の専門用語
セラーセントラル
セラーセントラルとはAmazonの出品管理システムです。
商品の出品、納品、価格改定、売上管理、購入者やAmazonとのやりとりなどAmazon販売における全ての作業をこのシステムでおこないます。
「Amazonにログインして~」とかそういう会話をせどらー同士でするときはこのセラーセントラルへのログインを意味する場合が多いです。
マーケットプレイス
マーケットプレイスとはAmazon内におけるAmazon.co.jp本体以外の出品者が商品を販売する売り場を指します。
僕たちせどらーもこのAmazonマーケットプレイスに出品して商品を販売しているというわけです。
カートボックス
Amazonの商品販売ページのトップに表示されているカートボックスのことを指します。
Amazonでは同じ商品に複数の出品者が出品する形式となっていますが、カートボックスを取得できるのは一人だけです。
カート取得出品者の設定している価格もトップページに表示され、こちらはカート価格と呼ばれます。
新品の場合ほとんどがこのカートボックスから購入されるため、「カートを取得する」というのが非常に重要となってきます。
基本的に最安値の出品者がカートを取りますが、詳細な条件については公開されていません。
プライム
一般的にはAmazonの会員システム、「Amazonプライム会員」を指します。
Amazonプライム会員になるとプライムマークのついた商品の送料が無料だったり、プライムビデオと呼ばれる動画サービスが見放題だったりと様々な恩恵を受けることができます。
しかし、せどりでよく使われる意味のプライムは会員のことではなく、プライムマークのついた商品のことになります。
プライムマークはAmazonの配送サービス(FBA)かそれと同程度の配送品質(マケプレプライム)で配送される商品にしかつきません。
そして、このプライムマークがつくことはカートボックスの取得にも有利に働くため、Amazonで商品を売る上で重要な内容となっています。
「自己発送が2000円でカート取ってるから、プライムなら2100円でもカート取れるかな~」
みたいな感じで使われます。
FBA
読み方:エフビーエー
FBAとは「Fulfillment-By-Amazon」の略で、Amazonが出品者に変わってAmazon販売におけるあらゆる作業を代行してくれるサービスです。
その作業代行範囲は実に広く、倉庫に商品を納品した後は商品の保管、注文処理、出荷、返品、購入者対応を全てAmazonが担ってくれます。
そのためFBAを利用することで僕たち出品者がすることは
- 仕入れ
- 出品登録
- FBA倉庫への納品
基本的にはこれだけです。
さらにFBAに発送を任せることでプライムマークがつくためカート取得率も優遇されます。
FBAを利用する方が圧倒的に商品の売れ行きが良くなるということですね。
FBAを利用するには手数料がかかりますが破格の安さです。
大抵の場合自分が売れた商品を直接購入者へ送る送料よりも安いですね(笑)。
本来かかる送料の値段以下で商品を発送してもらえて他のあらゆる作業もしてもらえる。
さらに商品自体の売れ行きも良くなる。
Amazonで商品を販売する上で非常に利用価値の高い神サービスと言えます!
FBAがあるからAmazonで売ってる!
みたいなところ正直ありますね(笑)。
自己発送
FBAを利用せずに売れた商品を自分で発送することを指します。
FBA倉庫への納品が必要ないため、倉庫への送料がかからないことや、納品時のラベル貼りが必要ないことがメリットです。
また、商品管理を手元でおこなえるため柔軟な販売戦略をたてることも可能です。
デメリットはFBAと比べると手間や時間がかかりますし、配送会社と特約を組んでいないとFBAを利用した方が安い場合があることですね。
大抵のせどらーはFBAを利用しますが、「安く送れて時間も取れる」なんていう人は自己発送を検討しても良いかもしれません。
マケプレプライム
Amazonと同じ品質の配送をするという条件で自己配送でもプライムマークを取得できる制度です。
FBAと自己配送の良いとこどりのように見えますが、当日出荷対応厳守など実際に利用するのは簡単なことではありません。
そのため、個人せどらーでマケプレプライムを利用していくのは非常に難しいでしょう。
一方で実際にマケプレプライムの出品者がライバルとなるとかなりの強敵です。
相手は配送会社と特約を組んで安い送料で配送しているので僕たちFBA利用者よりも価格を下げることが可能となるからです。
自分が使うのは難しいけどライバルとなると苦戦する…。
せどらー泣かせの制度と言えるかもしれません。
MWS-API
読み方:エムダブリューエスエーピーアイ
MWSとは「Marketplace Web Service-API」の略です。
何のこっちゃって思いますよね(笑)。
MWSはAmazon販売における様々な作業を外部ツールで自動化するために必要な情報と理解してもらえれば大丈夫です。
MWSを使うことで自動化できる作業は在庫管理、注文管理、納品などなど多岐にわたります。
そのため今のせどりにはなくてはならない存在です。
使い方としては自分がツールの開発者としてMWSを利用する方法と、他の開発者のツールへ自分のMWSを認証させて使う方法と2種類あります。
ぶっちゃけ自分がMWSを詳しく理解せずとも他の人が作ったツールで十分です(笑)。普通にせどりする分には特に困りませんので安心してください。
普通にせどりする分には勉強しなくても良い内容なので、こんなのがあるんだなくらいの認識で大丈夫です。
PA-API
読み方:ピーエーエーピーアイ
PA-APIとは「Product Advertising API」の略です。
こちらはアフィリエイター向けのAPIとなっておりMWSとは違う情報を抜き出すことができます。
せどりでも使える情報を抜き出せるのでこちらを使って動かすせどりツールも存在します。
物販ビジネスの専門用語
利益率
売上に対してどれくらいの利益が得られるかの比率を表します。
計算式:利益率(%)=利益÷販売価格×100
ROI
ROIは「Return On Investment」の略です。
「投資利益率」とも呼ばれ、その投資でどれくらいの利益をあげたのかを表す指標を指します。
計算式:ROI(%)=利益額÷仕入れ額(投資額)×100
よくROIと利益率をごちゃまぜに考える方がいますので注意しましょう。
ROIについてより詳しく知りたい方は以下の記事も読んでみてください!
回転
商品の売れ行きを指します。
「回転が良い商品」と言うと売れ行きが良い商品という意味です。
物販において商品の回転は重要です。
よく使う言葉なので覚えておきましょう。
損切り
赤字が確定している状態で商品を販売して資金回収するテクニックを指します。
でもこれは重要なテクニックなんですよ!
物販で全ての商品が黒字で売れるということはまずありません。
ライバルの出現や商品の需要の低下など様々な要因で商品相場が下がるからです。
そんなときは損切りの出番です。
赤字でも早めに商品を売り切ってしまい、そのお金で別の利益商品を仕入れることで円滑に資金を回すことができます。
商品が売れなければ仕入れ資金分まるまる赤字ですからね(笑)。
ときには損切りするのも大切というわけです。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回はせどりで使う専門用語について解説しました!
最初は難しく思えがちな専門用語も覚えてしまえば円滑にビジネスを進めるための武器となります。
初心者のうちはすぐに全部覚えることは難しいです。
このページをブックマークするなどして必要に応じて確認しながら徐々に使えるようになっていきましょう!