まゆたです。
これからせどりを始めようと思っている人の多くが、
『どこから仕入れたら良いんだろう?』
と悩まれると思います。
仕入れ先にも色々ありますが
インターネットで商品を仕入れる『電脳せどり』
実店舗で商品を仕入れる『店舗せどり』
大きくこの2つに分かれます。
僕は少し前までは店舗せどりもしていましが、今は電脳せどり1本です。
今回は店舗せどりと比較した際の、電脳せどりのメリット・デメリットを解説するとともに、なぜ僕が電脳せどり1本になったのかお話しします。
電脳と店舗どちらの手法が稼げるのか
先に結論から言ってしまうと、電脳と店舗どちらかが優れているということはなく、どちらの手法でもしっかりと稼げます。
しかし、同じせどりでもやり方は全然違います。
それぞれのせどりの特徴を踏まえ、
『どちらが自分に合った手法なのか』
を考えることが重要です。
電脳せどりのメリット・デメリット
電脳せどりのメリット
◆完全在宅でできる
電脳せどりの1番の魅力は何と言っても完全在宅で完結するところです。
・移動によるコストや時間がかからない
・周囲の目を気にしなくてよい
・重たい商品を運ばなくてよい
完全在宅というだけでこれだけのメリットがあります。
・移動によるコストや時間がかからない
電脳せどりは店舗せどりと比べ商品の粗利は低くなりがちです。
しかし、移動によるコストや時間がかからない分、電脳せどりの方が時給が高くなることはよくあります。
何せパソコン操作だけで仕入れが完結してしまいますからね。
また、店舗せどりの場合、車を持っていなければ仕入れた商品を持ち帰れない可能性があります。
電脳せどりであれば全て配達してくれるので、車の有無に関係なくせどりを行うことが可能です。
・周囲の目を気にしなくてよい
僕が実際に店舗せどりをしていて一番気になった部分が、
周囲の目でした。
せどりをしている人ってどうしても店内で浮きます。
よく『これだけ仕入れができましたー!』みたいに大量の商品をかごに入れている写真を見ますよね。
あれ実際にやると恥ずかしいです(笑)
僕も昔、カート3つに山盛りのキャットフードを仕入れたことがあります。
レジにいくまでの間に一般のお客さんから二度見されますし、
「お前んとこどんだけ猫いるんだよ・・・」みたいな目でも見られました。
稼げて嬉しいはずなのに、それ以上に「この場から早く立ち去りたい!」っていう気持ちの方が強くて、なんとも言えない経験でした。
また、店舗せどりは店員さんへの価格交渉をすることで利益を増やせます。
こういった価格交渉をする必要がない電脳せどりはコミュニケーション能力が求められません。
電脳せどりは僕みたいな小心者でも、誰に気を遣うことなくできます。
長期的にせどりを行う上で、作業が辛くないというのは重要なことですよね。
・重たい商品を運ばなくてよい
電脳せどりの場合、商品が自宅まで運ばれてくるので楽です。
夏の暑い日とかでも、エアコンの効いた部屋で商品が届くのを待っていられます。
一方店舗では、夏に大量に仕入れたりすると、車までの移動だけでも汗ダラダラの地獄です。
◆全国の仕入れ先から最安値商品を簡単に見つけることができる
店舗せどりでのリサーチ範囲はどうしても自分の手が届くところに限ります。
しかし、電脳せどりなら一度のリサーチで全国のショップの中から最安値を簡単に見つけることができます。
そのため、ちゃんとリサーチができていれば、競合相手が自分より安く仕入れている可能性はかなり低くなります。
もちろん、問屋・メーカーや、店舗でそれ以上安く仕入れている競合がいる可能性はあります。
しかし、たとえ初心者であっても、電脳せどりをしている競合セラーとは同条件で並ぶことができるんです。
◆拡張機能やツールによるサポートが豊富
電脳せどりのリサーチは、拡張機能やツールを導入することであらゆる作業を効率化できます。
例えば僕も利用しているモノサーチという拡張機能ですが、
無料で利用できる通常版でも、これだけの機能が備わっています。
・ASIN、JAN、ランキング、カート価格などリサーチに必要な情報を表示
・商品の価格推移および売れ行きがひと目でわかる
(現在はKeepa有料化が必要)
・競合セラーの在庫数がわかる
・モノレートや各ECサイトへワンクリックでジャンプできる
この拡張機能の有無だけでも、リサーチ速度は雲泥の差です。
無料で使える拡張機能はたくさんありますので、低コストで効率的なリサーチ環境を整えることができます。
店舗せどりにもリサーチする上で便利なツールはありますが、
価格が高い、機能が限られている、など電脳せどりほどは充実していません。
◆外注化が容易
電脳せどりは簡単に外注化できます。
リサーチや納品など一つ一つの作業が簡単なので、やり方を覚えたら誰でもできるからです。
また、仕入れた商品の配送先を外注宅にすることで、配送コストをかけずに内職として作業をしてもらうこともできます。
一人でせどりをしていると収入がどこかで頭打ちになりますので、スムーズに外注化へ移行できる点は大きなメリットです。
電脳せどりのデメリット
◆全国のライバルと競合する
電脳せどり唯一にして最大のデメリットがライバルとの競合が激しいことです。
店舗せどりであれば、店舗限定のセールなどで仕入れた商品は競合セラーが増えるリスクも低く、安定して利益を出すことができます。
しかし、電脳せどりでは全国のライバルと同じ仕入れ先から仕入れることになるので、競合セラーが瞬く間に増え価格競争になるパターンが多いです。
そのため、電脳せどりは赤字になる商品があることを前提で仕入れし、トータルで黒字にするイメージでやる必要があります。
また、上で述べたメリット全てがライバルにも当てはまるため、人気が高く、今なお新規参入者も増え続けています。
簡単で再現性が高い分、副業でも月収10万~30万くらいのお小遣い程度稼ぐのは簡単です。
しかし、それ以上稼ぐためには競合セラーと何かしらの要素で差別化していく必要があります。
一番わかりやすい差別化は外注化です。
例えば納品だけを外注化したとしてもその効果は大きく、それまで納品に使っていた時間をリサーチに充てることで、利益商品の増加=収入増が見込めます。
また、多少利益が安くなったとしても、納品時の時間効率は考えなくてよくなるので仕入れ対象となる商品が増えます。
例えば、利益が1つ200円の商品があったとします。
自分が納品する場合は利益200円の商品は少し効率が悪いです。
しかし、1個50円で納品してくれるスタッフがいれば、仕入れるだけで150円利益が出るようなものなので、場合によっては仕入れ対象になってきます。
外注化はどうしても心理的ハードルがありますので、副業セラーなどはしていない人も多いです。
そのため外注化一つするだけでも副業セラーを出し抜くことができ、電脳せどりでも大きく稼いでいくことができます。
電脳せどりが向いている人
以上のメリット・デメリットから『電脳せどりが向いている人』はこんな人になります。
・家から出ずに快適に稼ぎたい
・店員さんやお客さんから変な目で見られるのに抵抗がある
・価格交渉をするのが億劫
・重い商品を持てない女性
・せどりに慣れていない初心者
・外注化は抵抗あるが毎月10~30万程度のお小遣いが稼げたら十分
・外注化してガッツリ稼ぎたい
上に書いた内容が当てはまる人ほど電脳せどりの方が向いています。
冒頭でお話ししたなぜ僕が電脳せどりメインになったのかですが、
それは上記内容にほとんど当てはまっていて、完全に電脳せどり向きだからです。
店舗せどりでもある程度稼ぐことはできていましたが、移動や周囲の目などストレスも多かったです。
電脳せどりの方が稼げるとか以前に、店舗せどりを行うということ自体が苦痛だったわけです。
電脳せどりなら誰の目も気にせず事務所で商品リサーチをできるので快適です。
だから最終的には電脳せどり1本でやるようになりました。
逆に、
・フットワークが軽くコミュニケーション能力に長けている。
・価格競争による赤字リスクが何よりも嫌。
・店内で宝探し感覚で目利きしているのが楽しい。
こういった人は店舗せどりの方が向いています。
なんかこう書くと店舗せどりは明るい人で、電脳せどりは根暗みたいに見えますね(笑)
家にこもりきりでひたすらパソコン触るのが電脳せどりなので、あながち間違いではないかもしれませんが・・・
まとめ
僕は電脳せどり1本で稼いでいますので、電脳せどり目線から書きましたが、店舗せどりで稼いでいる人もたくさんいます。
冒頭でも述べた通りどちらが優秀な稼ぎ方ということはありません。
どちらも『せどり』という仕入れて売るだけの簡単なビジネスです。
一番良くないのはどちらも中途半端にやって、どっちつかずになってしまうことです。
自分に合うのがどちらなのか確かめる上で両方経験するのは良いですが、少しやって稼げないからといってあれこれやり方を変えていては成長しません。
それぞれの特徴を踏まえて、自分に合ったやり方がどちらか判断し、後はひたすら行動していけば必ず成果は出ます。
頑張っていきましょう!
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